幻を越えよう

アイドル/ストリップ/Vtuberについてのこと

日記を書きます

こんにちは。様々なアカウント、界隈であらゆる名前を名乗りすぎて自己紹介をする際にどの名前を名乗っていいのか分からなくなっています。私です。どの名前で呼んでいただいても問題ありません。ちなみに今このブログはVtuberのファンアカウントのリットリンクにURLを置いています。

 

ずっと作ってみたかったZINEを、最近やっと作れそうな状況や環境が整ってきたため原稿を書き始めました。ところが以前と比べあまりにも文章を書く力が劣っていることに気がついたので今日からブログを書いていきたいと思います。日記を書きます。

 

私がリハビリ目的で書く日記なので、つまらないです。何も面白いことは書いていない、というか本当に面白い話はインターネットに書けるわけがないので書く予定はありません。本当に面白い話はZINEに書きます。お金を払って紙面でしか得られない情報があるということは、ある種セーフティネットのようなもので、大切なのかもしれません。ですが私はハンチバックという小説を読んでからあまり紙の本には肯定的になれず。すみません。

 

私は人の日記を読むのはかなり好きなのですが、このようなその時々の感情を書き綴る日記というものがどうも得意ではないため、投稿後2〜3日ほどで削除する予定です。ツイ消しとは違う、投稿後削除したところでさして後ろめたさもないような平穏な日記ブログになる予定です。私がしっかり原稿を書けるようになるまでのリハビリ期間、まぁ、読んだり読まなかったりしてください。

 

はてなブログの仕様があまり分かっていないのでこれが誰かに通知されていたら本当に申し訳なさすぎる。読まなくてOK!とりあえず頑張って本を作り上げたいです。未来の自分、頑張れ!よろしく!

お気持ち表明プレイリスト2023

 

アイドルを応援している人、とくにガチ恋と呼称される人の中には「ガチ恋プレイリスト」を作ったことがある人もいるかもしれない。私も作りました。ガチ恋プレイリスト、ううん、お気持ち表明プレイリストを。アイドルオタクをする上での恋はあまりにも一方的すぎるから、お気持ち表明という言葉で表す方が性に合う。

 

お気持ち表明プレイリスト2023バージョンを作ったので、なぜこの曲を選んだのかひとつずつ説明していこうと思う。ちなみにこのプレイリストにおける一方的に恋心を寄せている相手(すなわち推し)はジャニーズJr. HiHiJetsの髙橋優斗くんです。

 

 

1.それは月曜日の9時のように/桜エビ〜ず

ukka「それは月曜日の9時のように」2022.6.12 サンリオピューロランド - YouTube

私が好きな髙橋優斗くんというアイドルは、毎年夏に六本木にあるEXシアターというライブハウスでライブを行います。年によって変わってくるのですが夏のあいだの2週間程度、1日2公演あることもザラなのでオタクの夏は六本木通いになります。この曲には東京タワーという歌詞が出てくるので六本木から見える景色を彷彿させるのと、個人的には明るいサウンドが夏を連想させます。「月曜日から日曜日までずっと一緒にいたいよ」や「神様なんていらないよ君がいるから」という歌詞も、自分が好きな人を想う気持ちそのものだ…と思うので、外せない一曲となりました。

(余談ですがこの曲は月9と略されることがあり、私は一時期狂ったように優斗くんが月9に出てくれたら死ぬと言っていたのですが、その半年後くらいに月9にチョイ役みたいな感じで出演して本当に他界(オタクを辞めること)しようかな。と思いました)

 

2.sekisyo/nuance

sekisyo - YouTube

「それは月曜日の9時のように」では自分の思い出の場所とそれを連想させる東京タワーという歌詞が出てきましたが、打って変わってsekisyoには思い出を連想させる歌詞はありません。関所の門をくぐることもなければ、時計台にとまってるカモメに見つめられたこともありません。(←sekisyoの歌詞です)ですがそれ以上に、私が優斗くんに対して見つめていたときの想いがこの歌詞にはあります。「誰よりも一緒にいたいよダーリン さよならなんて言わないでね 一緒にいたいよダーリン それ以上の願い事なんてないの」や「伝わらないかもしれない気持ち でもやっぱり伝えたい あなたが好きだと思えた時から いつだって最高なの」など、そうだよね泣みたいになる歌詞です。本当に大好きな歌…

 

3.YOU & IDOL/相対性理論

相対性理論『YOU & IDOL』MV / Soutaiseiriron - "YOU & IDOL" - YouTube

タイトルにIDOLとありますが、歌詞にはアイドルという言葉は使われておらず、有名人という歌詞が出てきます。「あなた それは YOU 有名人なの」←その通り 優斗くんはジャニーズのアイドルで、昨今ドラマにもたくさん出演しています。アイドルを辞めても知る人には名が知られている有名人…そう、あなたは有名人なの… 個人的にはsingle ver.の方が好きなのでこちらをプレイリストに追加しました。「勘違いかな 本当かな」「あなたは 来る・来ない・来る 狂ったように繰り返す」この歌詞が、外道的なオタクをしてきた自分にとっては思い起こすものがあります。

 

4.LAST DANCE/SHE IS SUMMER

LAST DANCE

LAST DANCE

  • SHE IS SUMMER
  • エレクトロニック
  • ¥255

SHE IS SUMMERの曲には自分の優斗くんに対する想いを的確に綴っている曲ばかりだなと思います。個人的にはガチ恋ソングの王道です。「君が話すことの全てが世界の全てだった」「君になりたかった」好きな歌詞です。優斗くんは熱烈な野球のファンで、ジャニーズに入る前は野球少年でした。私は野球に興味を示せなかったけれど、優斗くんが楽しそうに野球のことを語るから、興味ないのに覚えたことがたくさんありました。君になりたかったというのはずっと軸にある感情です。私は優斗くんのことを好きでしたが、尊敬していた部分も多くありました。優斗くんみたいになりたいな、と思うことが何度もありました。なので、君になりたいという歌詞がある曲は私にとって全部優斗くんを連想させます。スピッツのヘビーメロウとかそうです、入れようかなと思ったのですが元担の出演していた番組のテーマソングだったこともありやめました)

 

5.いかれたBaby/泉まくら

泉まくら『いかれたBaby』 - フィッシュマンズcover - - YouTube

FishmansのいかれたBabyです。いろんなアーティストさんがカバーしていると思いますが、泉まくらさんの歌ういかれたBabyが好きです。たまにモトーラ世理奈さんが歌ういかれたBabyも聞きます。「悲しい時に浮かぶのはいつでも君の顔だったよ」「悲しい時に笑うのはいつでも君のことだったよ」「悲しい夜を見かけたら君のことを思い出すのさ」悲しいを連呼していますが、私はネガティブで落ち込みやすい性格に加え、毎シーズンせめて1公演は…と現場に通っていた当時の生活環境がお世辞にも良いとは言えず、毎日苦しい中では救いを求めるようにアイドルの応援をしていたなと、今振り返ると思います。どんなに悲しい夜でもずっと、アイドルの輝きと先の予定(現場)があるからそれを糧に頑張れたなと思い起こす一曲です。

 

6.カプチーノ/ともさかりえ

ともさかりえ カプチーノ PV - YouTube

椎名林檎さんのカプチーノともさかりえさんがカバーしています。良い。個人的にはともさかりえさんの歌うカプチーノに心を打たれたためこちらを選びました。「あなたが此処に居る約束など1つも交わして居ない」←そうなんよ そうなんです。優斗くんが明日もアイドルでいる保証はどこにもありませんし、大前提として人間なので、何らかの事故や病気で突然亡くなる可能性もあります。という意味の約束を交わしてはいないです。そのあとの「誰よりもあたしをちゃんと見透かして」本当に、見透かされたい。いや、見透かされてるなと思いながらオタクをしていたような気がします。

 

7.GET YOU/BiSとDorothy Little Happy

BiSとDorothy Little Happy / "GET YOU" MUSIC VIDEO (Special Edit) - YouTube

良い、とても良い。「仲いい友達だって 時には敵味方 負けられないこの戦い It begins now」←この世の全て ジャニーズのオタクの中ではオタクの友情は生ハムより薄い、みたいなことをよく言います。みんながみんな利用したりされたりの場面が多く、ファンサ戦争、銀テ戦争、様々な戦争がありますね。「どうかどうか振り向いて 愛が届きにくいって知ってても」←はい、その通り ジャニーズの現場ではうちわを持ったファンをイメージする人もいるかもしれませんが、Jrがライブするような狭い会場ではうちわを持つのが禁止されていることもあります。その場合、手とペンライトを使っていかにファンサをもらうか…この曲の歌詞は全体的に純粋な恋心や愛に対する吐露というよりは、そこから生まれるオタク同士の戦いみたいな環境に対する吐露ですごいです。

 

8.primal./BiS

primal. / BiS 新生アイドル研究会 - YouTube

私はオタクをしていて一番思い出に残っている季節が2019年です。というのも2019年は私の好きな髙橋優斗くんの環境を揺らがすような出来事が春夏秋冬たくさんありました。詳細には書きませんが、私にとってこの曲は髙橋優斗くんのことが好きなひとりのファンとしての、恋心とは違う想いみたいなものが描かれている曲で、特に好きな歌詞を抜粋することもできずにほぼ全ての歌詞を胸に刻むようにして聞いています。HiHiJetsは5人でデビューできるのか、もしかしたらこのまま干されてもおかしくないな。そう思うことが良くも悪くも重なったタイミングの年でした。ただひとりのファンであるのにも関わらずいろんな気持ちがせめぎ合い、でも一番頑張っていたのは絶対にアイドルだから。上手くまとまりませんが、どれだけボロボロでも前向きでいたいなと自分を奮い立たせる楽曲です。

 

9.茜/tiptoe.

tipToe. - 茜 Music Video - YouTube

前述したprimal.とは一変しここからまた空気が恋心に戻ります。人のガチ恋プレイリストが見たくてTwitterで検索をかけたらこの曲を選出している人が何人かいて、え?友達になりたい。とか思いました。tiptoe.は何回かライブも見たことがあって好きな曲ばかりですが、やっぱり「いつか君を好きだったことも懐かしくなる日がくるのかな 君のこと忘れるくらいならずっと苦しいままでいいのにな」という歌詞が一番好きです。これも2019年に聞いていました。tiptoe.の曲は茜に限らず詩的な歌詞が多く、自分好みの曲ばかりで、クリームソーダのゆううつという曲には「君のこと考える用の とっておきのプレイリスト」という歌詞があり、正直迷いましたがこちらを選びました。

 

10.トランキライザーの恋人/電影と少年CQ

電影と少年CQ - トランキライザーの恋人(作曲:浜崎容子) - YouTube

アーバンギャルドの浜崎容子さんが作曲された曲で、大好きな曲です。私は3年くらい前に作ったガチ恋プレイリストにアーバンギャルドの病めるアイドルを選出した経験のある、ゴリゴリの平成メンヘラオタクちゃんでした。トランキライザーとは精神安定剤を意味する言葉だそうで、精神安定剤の恋人…ODして現場に行くお金を稼ぎながら生きていた若かった日々を思い出します。「もしも 夢から醒める時きても ピュアなまなざしの キミでいて」←鍵垢のbio書こうかな?歌詞もMVもゆっきゅんとルアンちゃんによる歌声もすべてが良くて、これは恋心が原動力で生きていた日々の私を描いているな…と思います。恋心抜きにしても大好きな一曲です。

 

11.続・無修正ロマンティック〜泥仕合〜/カーネーション

続・無修正ロマンティック ~泥仕合~ - YouTube

これは大森靖子さんの無修正ロマンティックという曲のアンサーソングです。なぜ無修正ロマンティックではなく、アンサーソングのこの曲?と思うのですが、私の好きな髙橋優斗くんはアイドルになる前はずっと野球をしていた人でした。この曲には「試合」「右中間」「球団」「バット」「延長戦」という野球を連想させるワードが出てきます。大森靖子さんの曲ではよく野球に関する歌詞が出てきていて、その度に優斗くんの事を考えていましたが、この曲が一番恋心と興味のない野球の話を歌っていて、気がついた時すごい!と思いました。「恋はいつも幻 残像のように甘い」←bioに書こうかな?歌詞写経候補です。球団は守らない「好きだけど愛せやしない」この歌詞がすごいです。優斗くんは横浜ベイスターズのファンだけど大森さんは西武ライオンズのファンです。どうでもいいですが私の今の同居人も西武ライオンズのファンです。ごめんね、優斗くん。私は西武ライオンズを応援しています。でもね野球には興味無いよ。

 

12.東京/きのこ帝国

きのこ帝国 - 東京 (MV) - YouTube

きのこ帝国の曲もガチ恋ソングが多くて選ぶのに苦戦しました。ヒーローにはなれないけど、と迷いました。(優斗くんはみんなのスーパーヒーローになります!とよく言うので)「あなたに出逢えた この街の名は、東京」そうなんです。ジャニーズJrの現場はとにかく東京で開催されることが多いです。「八月の日曜 雨が降って」という歌詞もあまりにもサマステに行くハイハイ担の曲かな?と思ってしまいます。HiHiJetsのライブの日は雨が降ることが多く本人たちも雨男が云々という話をMCでしたりしています。あまりにも的確なんだよな、情景が…あなたを見つけたこの街の名は東京、港区六本木…千代田区、有楽町…←替え歌をしてしまいました。

 

13.ミッドナイト清純異性交遊/大森靖子

大森靖子『ミッドナイト清純異性交遊』Music Video - YouTube

このプレイリストにおける最後の曲です。やっぱり最後は大森靖子の曲で、と思いよく考えましたが、どうしてもミッドナイト清純異性交遊だなと思いました。「春を殺して夢は光っている 嘘でもいい嫌いでもいい私を見つけて」これがすべてだな、と思います。優斗くんは一部から高齢入所と呼ばれている、この事務所の中では比較的年齢が若くない時期にジャニーズ事務所に入所したアイドルです。ジャニーズ事務所所属のタレントの多くは小学生〜中学生頃に入所しているのですが、優斗くんは高校生で入所しました。アイドルになったことにより学校は転校していますし、春を殺して夢を光らせる方を選んでくれたことに感謝の気持ちがあります。嘘でもいい嫌いでもいい私を見つけては、独自の解釈としてはファンサを、して…という意味を持っています。「不評なエンディングでも好きだから 守ってあげるよ」ずっとこの気持ちですよね。どれだけ最悪な場面でも好きだから守りたくなります。世間一般に呼ばれるモンペとは違う、全肯定的な擁護とは違う。髙橋優斗というアイドルは、やっぱり極地に立たされることが多かった人なのかなと思うので、ずっとそう思っています。

 

 

以上、私のお気持ち表明プレイリスト2023バージョンでした。作っている時には気が付きませんでしたが、改めて見ると夏というワードが入っている曲が多くて、いかに自分が夏に未練があるかが分かって爆笑しました。みなさまのガチ恋プレイリストも覗いてみたいです。もしオススメのガチ恋プレイリストソングがあれば教えてほしいです。髙橋優斗くん、どうかこのブログは読まないで。

 

SAYUMINGLANDOLL〜未来〜を見に行きました

SAYUMINGLANDOLL〜未来〜 公演を見てきました!感想ブログです。

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ずっと心の中で、なぜか自分はサユランに行かなければいけないという想いがあり、それをふいにツイートしたところ、ありがたいことに道重さんのオタクにお声を掛けていただき、初日の公演に行ってきた。初日だなんて、なんと贅沢な…。(ありがとうございます)

 

まず、開演前のアナウンスが道重さんなのがとてもよかった。これは終演後も同じく道重さんの声でアナウンスされており、開演前のドキドキと終演後の余韻に浸るには充分すぎる演出だった。

 

ラララのピピピからはじまるセトリが、とても道重さゆみ現場を彷彿とさせていて楽しかった。

( 余談だが、大森靖子の続・実験室というFCイベントでは、大森さんの入場音がラララのピピピなこともあり、クラップは完璧にできた。今までの実験室での練習の成果を発揮できた。)

 (余談②:どうやら今回のサユランは「アメリ音楽史」というコンセプトだったらしく、このサユランのために書き下ろされていた音楽をただのパンピの知り合いに聞かせたところ「なんか昔っぽい感じの曲だね」と言われた。私は音楽に関する知識が疎いこともありそうなんや〜としか思っていなかったのだが、公演を見てアメリカの歴史を振り返るようなコンセプトに基づき曲を作る推し(大森靖子さん)の技量に感動をしたりしていた。)

 

サユランは公式で「コンサート」でも「ミュージカル」でもないということだったので、はたしてどんなものなのか…と思っていたのだが、コンセプト(であるアメリ音楽史)に沿った演出と楽曲、そしてそれに似合う衣装で登場をし、曲の節々では観客も自由に踊ったり(振りコピ)拳を挙げたりしていたり、幕間に10分の休憩もあるので、かなり自由度の高い舞台に近いのでは?という印象だった。

 

集中力が長く持たないタイプなのでこの休憩があるのはありがたかった。休憩大好き!

 

そして肝心の公演の感想なのだが、少女予報で「新人ディーバ登場!」というモニターの映像と共に道重さんが登場したのが衝撃だった。少女予報がディーバ曲(ディーバ曲?)だったのも意外だったし、道重さんは伝説のディーバだから、新人?!という感じだった。どう頑張っても新人には見えない。だが、それがいい

 

あと公演中の衣装変えが多い。すごいいろんな衣装着ててかわいい。というか、80分という短い公演のうち、そんなに着替える?!というくらい着替えていて、様々な道重さんが見れるのがポイントだ。

 

あと、これ道重さんがすごく楽しそうに歌ったり踊ったりしているな…?と思ったら大森さんが作詞していた曲だったみたいで私は大森靖子に全てを見透かされているという気持ちになった(サユミミライです)大森靖子さんは道重さゆみさんの魅力を引き出す曲を作るのがとても上手だ。

 

サユミミライで公演が終了したあとのアンコールが大きい瞳で、もう死んでもいいと思った。聞きたい歌をライブでやってくれたから死ねる(大森靖子/超新世代カステラスタンダードMAGICマジKISSの歌詞)って、こういうことです。

 

そして感動したのがMCだ。私はずっと、いや今もだが、道重さゆみさんのことをテレビの人という認識をしている部分がある。というのも、私が道重さゆみさんを認識したのは小学生の頃で、その頃は2010年〜13年くらいの、多分道重さんがバラエティで飛躍を遂げていた時代だろう。

 

道重さんはラジオでトーク力を磨き、そこからバラエティ番組で活躍をするという歴史があった方なので、まず喋りは上手い。MCのトークテーマはファンの方から募集したアンケートにランダムで答えるというものなのだが、どんな質問が来ても短時間でしっかり話して、なおかつ共演者であるHiKARU☆さん、MoMocoさんにも話題を振るところがプロだった。MCがつまらない演者に厳しい目を向けてしまう私ですが、道重さんのMCは面白かったのでとても満足した。

 

道重さんがMCでサユランの曲が本当に大好きだ!という旨の話をされていたので、私もWHO IS BABYのことが、大好き……という気持ちになった。生活の中でサユランの曲を聞いてほしいなあみたいなこと言ってて、マジで、それは、そう。と思った。私は去年辛いことがありまくっていてマジでもう死んでやろうと思いながら道重さんが歌うWHO IS BABYを聞いては救われていた夜だらけだったので、あの時は本当にありがとうございました。音楽の力は偉大だ。と思った(←何?)

 

最後の曲として歌われたSAMSALA、道重さんがウィンクをしたりいろんな表情を見せてくれるため神曲だ!と思っていたら大森さん作詞の曲でこれまたやられてしまった。大森さん、道重さんのかわいいところを引き出す曲を作るのが上手すぎる。

 

余談と主観ありまくりの感想で本当に読んでいる人には何も伝わらなかったかもしれない!すみません。

ですが、サユラン恒例であろう日替わりで発売される楽屋飯をはじめとするフードメニューやドリンクメニューが発売されること、入場時には入場者特典?のポストカードが配布されること、楽曲が良いのと道重さんのパフォーマンス力の高さがクオリティを抜群に高めていること、MCが楽しいこと、そして、道重さんが、かわいい

これらを踏まえると、道重さんのファンはもちろんのことですが、完全新規の別界隈のオタクが行っても損は無いライブだなと思います。

(道重さんのファンの方が入場の際に配布されるポストカードを当日まで配布されるかどうか分からなかったものと教えてくださったのですが、サユランにはありがたいことにクリアファイルのグッズが販売されているのでそれで持ち帰ればOK)

 

当日券も買えると思うので、少しでも気になっている方には入ることをオススメします!

 

 

ひらいて

 

 

HiHi Jetsのことが好きだ。髙橋優斗くんのことが好きだ。

 

敬愛なる大森靖子さんが主題歌を務める映画「ひらいて」が公開された。私は髙橋優斗くんのことを好きになるずっと前から大森靖子さんのことが好きだった。HiHi Jetsのライブに行く前から大森さんのライブには行っていた。髙橋優斗くんのアイドル人生に起こる全てのことで感情を巡らせ、その全てを大森さんの歌詞に重ね、時には大森さんにDMを送っていた。大森さんは私が髙橋優斗くんやHiHi Jetsに関する話をする時はDMを返してくれていたような気がする。

 

作間くんのことはずっと嫌いだった。これは酷い話かもしれないが唯一好感が持てたのは2019年秋頃に活動自粛した時だった。作間くんと私はなんの接点もないただのアイドルとオタクでしかない。ただ私は作間くんと同い年で地元が近かった。なのに私の持っていないものを全て持っていた。完璧なアイドルだなと思っていた。意味がわからないかもしれないが、これは完全なる一方的な憧れと嫉妬である。

 

2019年の大森靖子生誕祭で歌われたVOIDを聞いて泣いたことを思い出した。「リセットボタン押していいよ 逃げるの下手な君特別ルールさ」なんて当時既に活動自粛期間に入っていた作間くんや橋本くんのことを思い浮かべるしかなかった。2021年の大森靖子生誕祭、2年前と同じ場所で、リキッドルームの地下へと進む階段の壁にはひらいてのポスターが貼ってあった。時は進んでいるのだと感じた。そして今年の生誕祭ではVOIDは歌われることはなくて、それもまた時が過ぎてひとつの時代が終わり、また新たな時代が始まったのだと告げられているように感じた。

 

私は大好きだった髙橋優斗くんが関わるお仕事ではなくて本当に嫌いだった作間くんが関わるお仕事に大森靖子さんの曲が使用されると知った時本当に悔しかった。ひらいては、髙橋優斗にできなくて、作間龍斗にできる仕事だと思った。7月28日のことだった。Jrなんてやっぱり個人戦だと思った。その発表があったすぐあとになにわ男子のデビューの発表があり、HiHi Jetsも絶対にデビューして欲しいと思った。

 

ひらいての公開にあたってひらいてに関する作間くんのインタビューを読むことを意識して過ごしていた。作間くんに対する解像度をできるだけ高めた状態で見たかった。どんな気持ちでこの作品に向き合っていたのか、純粋に知りたかった。悔しいが、この映画の主演を務めるのが他でもないHiHi Jetsのアイドルで、作間くんで、本当によかったと思った。作間くんの、あのなんとも言えない「クラスでこの魅力に気がついているのは私しかいないと思わせるような忘れられない男の子」感は昔から凄くあったように思うけれどその魅了が存分に発揮されていた映画だと思った。

 

映画を見ている時、作間くんが嫌いだったことなど忘れてしまうくらい作間くんはしっかり西村たとえだったように感じる。ジャニーズとかジャニーズじゃないとか、映画初主演だとかそうじゃないとか、演技経験が多いとか少ないとか、そんなこと本当にどうでもいいくらい彼はしっかり西村たとえだったのだと思う。

 

映画館に鳴り響く大森靖子の音楽と共に流れるエンドロールの作間龍斗の文字を見た時、鳥肌が立つのを感じた。作間担でもないのにこんなにひらいてに大きな気持ちを持って映画を見たのは私が大森靖子のオタクだったからだろうか。ゆっきゅんのことが好きだったからだろうか。それともHiHi Jets、元い髙橋優斗くんのことが好きだったからだろうか。分からない。

 

HiHi Jetsのメンバーはひらいてを見て何を思うだろうか。作間くんはなにかのインタビューで愛みたいな愛のやり方を痛いと言っていたような気がする。でも愛の痛さは、暴力的な衝動は、迷惑をかけてしまうような青春は、愛にしかできない愛のやり方で、私はとても好きだった。田舎という退屈で狭い世界の中、身近で手軽に人生っぽいことをできる恋愛は、暇つぶしにはちょうどよすぎるし、面白みがある。だが、東京の大学に行ってしまうたとえを追って東京に行けない愛は、その時点で美雪に負けていた。その点美雪は、恋と心で全国に行こうとしていて、よかった。これはただの偏見だが、たとえは蠍座だと思ったし、愛は牡羊座だと思ったし、美雪は魚座だな…と思った。

 

孤独になって人生っぽいことをして何かを狂わせたり壊したりしてみたい、というような衝動性を振りかざし他人を巻き込み他人から何かを奪おうとして傷つけることに対して、それは愚かだよ。と突きつけられ、自分の愚直さと向き合わされるような映画だと思った。とても面白い映画だった。この映画を撮るために映画監督になった首藤さんは本当にすごいなと思った。

 

映画 ひらいて

是非、見てください。映画「ひらいて」公式サイト